Melgeek made68をレビュー


    投稿日 :2024-11-03

この記事は執筆時点でmade68 pro&ultraなどの情報がありませんでした。 現在ではmade68後継機を購入することをおすすめしますが、ぜひ参考程度に読んで頂けると嬉しいです。


今回は、他には見られないようなライトバーを筐体に搭載し、デザインと見た目に全振りのキーボード。 かと思いきやまさかの性能もトップレベルだったことが判明し、国内代理店の影響もあって大きな話題を呼んだMelgeek made68をレビューしていきます。



製品詳細

の主な特徴は以下の通り。


キースイッチは独自のkailh製Green Hornetスイッチ。
そしてAPは0.1mm〜、RPは0.01mm〜設定可能。

キースイッチを混合させても正常に動作することを確認済み。

そしてDual MCUで安定した動作を実現し、自動&手動キャリブレーション、Snap Tap(キルスイッチ)搭載などなど…
それでいて価格は18000円ほど。

外観

筐体奥側にライトバーを搭載しており、ゲームプレイ中はデスク上を明るく彩ってくれます。
(キースイッチのバックライト同様、ソフトウェアよりカラーの変更可)

キーキャップは非透過で、バックライトは隙間からチラッと直接光が見えてくる感じです。
ABS材質とのことですが、2ヶ月ほど使用した現在、テカっていません。

真上から見るとバックライトはあまり目立たない印象

ここで、カタログスペックを紹介した際にはGreen Hornetスイッチを採用していると記載しましたが、
販売開始直後にアリエクで購入した自分の個体は、
デュアルレールを採用したgateron dual-rail magnetic white switch(KS‐20Uの色違い版)
が搭載されていました。なお、軸ブレに関しては周知の通り、ブレが大きめ。

底面の調節可能スタンドはなく、少し頼りないゴム足が4つ取り付けられているのみ。

打鍵音

今回はより軸ブレが少ないKS20とLatenpowいちご軸のキメラを取り付けてみました。

キースイッチの影響を除いたキーボード自体の打鍵感、音でいうと、
ボンボンとするような、EVAフォームを数枚敷き詰めたような打感。
硬いものに当たるような音ではなく、また反響音というものでもありませんが
デスクに直に振動が伝わる感じ。

使用したキメラスイッチについての記事はこちら

実際の使用感

実際にVarorantで使用してみました。
ここでは糯米飯スイッチを使用。
最短設定である、AP0.1mm、RT0.01mmで使用。

自動キャリブレーション機能が優秀なのか、キーの誤動作は一切なし。
もちろん遅延は体感できず。
僅かな押し込みで反応したことで、しっかりと0.1mmで動作しているように感じます。
とはいえ、糯米飯には限界があるようで、0.01mm設定では入力切れが発生。
RT0.03mm辺りで正常に動作することを確認しました。
キースイッチの性能を最大限に引き出せているようです。

自分の環境で詳細な精度検証を行うことはできませんが、 某大手レビュワーさんの検証によれば、
3万前後で購入できるHM66よりも高い精度を記録したよう。

それでも高コスパには限界があるようで、他の優秀なキーボードと比較すると、
遅延は格安キーボード並であり、精度ほど高く評価できるものではないようです。

ドライバについて

webドライバは""こちら""

webドライバにも対応しており、以下のような設定が行えます。

webドライバのキーリマップ画面

キーのリマップはすぐにやり方がわかりましたが、
ライティングの設定に関してはまだ完全に使いこなせていないかも…??といった使い心地。

ライティング設定画面

ここで1つ難点。
このwebドライバですが、設定のために開くと高頻度で
読み込みがかなり遅い現象が発生。

ダウンロードするタイプのソフトウェアも用意されているので、
私はそちらを推奨します。

ダウンロードは こちらから
日本代理店rabbitさんのページからダウンロードでき、
ダウンロード手順やファームウェアアップデートの手順まで説明されていて、
慣れていない人でも導入できるようになっています。

分解&ライトバー換装

ライトバーの透過部分は、デフォルトでは紫色のものになっていますが、 黒、緑、赤の交換用ライトバーも販売中。
価格は3000円程。

ライトバーの公式販売ページは こちら


販売されている交換用ライトバーの同梱品


ライトバー部分は両サイドの4つずつのネジを外すことで取り外し、 交換ができるようになっていました。
そのネジを外さないと分解自体できない構造になっており、 フォーム等を追加するのにもサイドネジを外す必要があります。


さらに、pcbをケースから取り外した時点でテープが切られ、保証が切れるようです。

つまり、交換するには保証を犠牲にする必要があるよう。

100均で購入した20種ドライバセットの中には適合するサイズの6角ドライバはありませんでした。

私が購入した黒色のライトバーを取り付けるとこんな感じ。
付属のシルバーのサイドプレートの効果もあり、印象がガラッと変わります。


ライトバーの取り外しに関して、

こんなところをイメージして作業すると上手くいくかと思います。


再現性のない取り外し方になっていますが、
配信にて取り外しを行ったので、映像で確認したい方はこちらから。↓↓





終わりに

今回はMelgeek made68をレビューしました。
18000円でRT最短0.01mmの設定が可能、優秀なキャリブレーション精度&動作精度。
様々なキースイッチを混合させて使用できるのが嬉しいところ。
なんと言ってもゲーマー心を理解りきったデザイン。 代理店である
Rabbitさん
のおかげもあり総合的な評価として、
デバイスにこだわる人だけでなく、カジュアルなゲーマーさんにもおすすめしたいものに感じました。


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